ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ語文法】文の接続方法をまとめる 3 (原因、譲与、対比)

原因や譲与を表す接続詞と前置詞

文の接続法については、今回で最後です。

原因と譲与を表す接続詞と前置詞。

譲与、と書きましたが、ドイツ語ではkonzessiv、日本語では「~にも関わらず」という意味で使う言葉です。

 

  主文(Hauptsatz) 副文(Nebensatz) 前置詞(Präposition)
~のため deswegen weil wegen + Gen.
  deshalb da aufgrund + Gen.
  darum zumal  
  daher    
  aus diesem Grund    
  [原因とともに] [結果とともに]  
  denn (position 0) weshalb  
  nämlich (positon 3) weswegen  
~にもわらず trotzdem obwohl trotz + Gen.
  dennoch wenn auch = auch wenn ungeachted + Gen.
  allerdings obgleich [フォーマル]  
  aber (positon 0)

 

 

*positionは単語の位置。

 0は最初に来る単語で、その後は通常の文を書きます。

 3は動詞の後に来る単語を表します。

 

deshalbdennweildawegenを使って考えてみます。

 Otto hat Urlaub, deshalb ist er glücklich.

 オットーは休暇中なので、幸せです。

 

 Otto ist glücklich, denn er hat Urlaub.

 オットーは幸せです。なぜなら彼は休暇中だから。

 

 Otto ist glücklich, weil er Urlaub hat.

 オットーは幸せです。なぜなら彼は休暇中だから。

 

 Da Otto Urlaub hat, ist er glücklich.

 オットーは休暇中なので、幸せです。

 

 Wegen seines Urlaubs ist Otto glücklich.

  休暇中のため、オットーは幸せです。

 

dennはposition 0なので、その後の文は通常通りに書きます。ここに来るのは原因に当たる文です。

daは文の途中に入れることもできますが、文頭に持ってきてもOK。

Wegenには2格(Genetiv)が付きます。

どれも結局同じ意味ですが、いろいろ覚えることで、作文のバリエーションが増えます。

 

nämlichを使ってみます。

 Er wird nicht kommen, er ist nämlich zu spät.

 

 彼は遅すぎるので、来ないでしょう。

 

WeshalbWeswegenには結果に当たる文が続きます。

 Mein Zimmer ist nach Süden ausgerichtet, weshalb es sonnig ist.

 

 私の部屋は南向きなので、日が当たります。

 

wenn auchauch wennは同じ意味で使えます。

 Wenn auch die Arbeit dir nicht gefällt, musst du sie machen.

 Auch wenn die Arbeit dir nicht gefällt, musst du sie machen.

 たとえ君がその仕事を気に入らなくても、君はそれをやらなくてはいけません。

 

対比を表す接続詞と前置詞

最後に、対比を表す場合に使う単語をまとめてみました。

 

  主文(Hauptsatz) 副文(Nebensatz) 前置詞(Präposition)
  in Gegensatz dazu während im Gegensatz zu + Dat.
~の一方 dagegen    
  auf der anderen Seite    
  aber (position 0)    
~のわりに stattdessen [文を否定] (an)statt zu … statt + Gen.
    (an)statt dass …  

 

ついaberを使ってしまいますが、im Gegensatz zuauf der anderen Seiteなどを使えると、ちょっとかっこいい気がします。

 

währendは、「~している間」という意味で訳すことが多いのですが、文脈によって「~の一方で」の方がすんなり入ってくるときもあるので、臨機応変に使いたい単語かな、と。

 

 Im Gegensatz dazu hat sie das hübsche Gesicht, ist ihre Schrift furchtbar.

 彼女はかわいい顔をしているのに、筆跡がひどい。

 

 Während sie das hübsche Gesicht hat, ist ihre Schrift furchtbar.

 彼女はかわいい顔をしている一方で、筆跡はひどい。

 

 Ihre Schrift ist furchtbar, im Gegensatz zu ihrem hübschen Gesicht.

 彼女のかわいい顔に対して、彼女の筆跡はひどい。

 

ちょっと例文がひどいですが、こんな感じで使えます。

 

 

最後に「~の代わりに」の例を。

 Ich habe keine Lust zu arbeiten. Gehen wir stattdessen ins Kino?

 働く気がしません。代わりに映画館に行きませんか?

 

 Anstatt unsere Arbeit zu machen, gingen wir ins Kino.

 私たちは仕事をする代わりに映画館へ行った。

 

 Statt unserer Arbeit gingen wir ins Kino.

 私たちは仕事の代わりに映画館へ行った。

 

結局仕事をサボって映画館へ行ってしまいましたw

 

他にも文の接続に使える言葉はたくさんあると思いますが、C2までの試験では、これぐらい知っていたら十分かな、と思います。

(実際C2のクラスで勉強した内容をもとにしています。)

 

こんな風にまとめることで、良い復習になるので、また何か思いついたら書いてみます。

 

 

 

 

 

【ドイツ語文法】文の接続方法をまとめる 2 (条件、目的、結果)

条件や仮定を表す接続詞と前置詞

今回は、文の接続に使う接続詞と前置詞の続きをまとめてみます。

まず、条件や仮定を表す場合。

  主文(Hauptsatz) 副文(Nebensatz) 前置詞(Präposition)
~の場合 dann wenn bei + Dat.
    falls  
~でない場合 sonst wenn … nicht ohne + Akk.
  andernfalls [フォーマル]    

*wennは、時間を表す時も使います。(習慣や反復の場合)

**Dat. = Dativ (3格)、Akk. = Akkusativ (4格)

 

よく迷うのが、wennとfallsの使い分けです。

 

wennは、もう変えられないこと(過去)、現実的でない場合に使い、fallsは、特定の、現実的な場合(数学などにも)に使うようです。

 Wenn sie gelernt hätte, hätte sie die Prüfung bestanden.

 もし彼女が勉強していたら、その試験に合格していたのに。

この場合、テストはもう終わってしまい、現実を変えることは不可能なので、fallsを使うのはおかしいようです。

 

これが、テストがまだ終わってない場合は、どちらも使えます。

 Wenn sie gelernt hat, besteht sie die Prüfung.

 Falls sie gelernt hat, besteht sie die Prüfung.

 もし彼女が勉強していたら、その試験に合格するでしょう。

 

未来のことをいう時は、またニュアンスが変わるようで、

 Wenn ich Zeit habe, komme ich noch vorbei.

 Falls ich Zeit habe, komme ich noch vor bei.

    明日私に時間があれば、また来ます。

 

どちらも使えるのですが、Fallsは、疑わしい、ほぼ可能性がない場合に使われます。

 

私の場合、ほとんどWennを使います。

何となく、テレビなどで、「こういう場面でFallsを使っていた人がいる」とか気づいた場合にFallsを使ってみて、ヨシ、使えた!とか思ったり(笑)

 

目的を表す接続詞と前置詞

こちらは、目的を表す場合に使います。

  主文(Hauptsatz) 副文(Nebensatz) 前置詞(Präposition)
~のために dafür

damit / um … zu

zu + Dat.
~するために zu diesem Zweck   zwecks + Gen.
  dazu    

*Gen. = Genetiv (2格)、Dat. = Dativ (3格)

 

ここで、damitum...zuですが、damitは主文の主語と、副文(目的)の主語が違う場合に、主に使います。

もちろん、主語が同じ場合も使えますが、主文と副文の主語が同じ場合は、um...zuの方がすっきりします。

 Ich gehe in den Supermarkt, damit ich Milch kaufe.

 私は、私がミルクを買うために、スーパーマーケットに行く。

 Ich gehe in den Supermarkt, um Milch zu kaufen.

 私は、ミルクを買うためにスーパーマーケットに行く。

どちらも同じことを言っていますが、日本語にしてもわかるように、私が私が、ってしつこいのは、ちょっと美しくないですよね。

こういう場合は、um...zuをお勧めします!

 

参考までに、damitの例はこんな感じ。

 Viele Menschen arbeiten, damit ihre Familie gut leben können.

 多くの人が彼らの家族が良い生活を送れるように働く。

 

余談ですが、zu diesem Zweckが使えたら、ちょっと知的じゃないですか?

作文で使えると、小さな幸せを感じます(笑)

 

結果を表す接続詞と前置詞

続いて結果を表す場合。

  主文(Hauptsatz) 副文(Nebensatz) 前置詞(Präposition)
~が原因で、~の結果 infolgedessen sodass

infolge

+ Gen. (von + Dat.)

  demnach so …, dass infolge von + Dat.
  demzufolge    
  folglich    
  also  

 

 

主文で使う単語が、なんか嫌な感じに多いのですが、だいたい「~の後」という意味の単語が入っています。(folge、nach) 

ここでGenetiv(2格)を使った例を1つ。

 Infolge des Regens konnten wir nicht kommen.

 雨のせいで、私たちは来られなかった。

Genetivの部分は、所有を表す、von + Dativ(3格)でもOKです。

 

こうしてみると、結構いろいろ言い方がありますね。

いくつかパターンを覚えて、作文の中で重複しないように使えるようになると、表現の幅が広がりそう。

 

 

【ドイツ語文法】文の接続方法をまとめる 1 (時間)

文の接続

文を作るとき、複数の文を繋げて作ることがよくあると思います。

例えば、「~だから、…した」や、「~している間、…する」等々。

このような時使うのが、主文(Hauptsatz)、副文(Nebensatz)、前置詞(Präposition)です。

主文は、動詞が2番目に来る、ドイツ語の基本の文。

副文は、動詞が最後に来る、主文に付属する文。

前置詞を使って、文を1つの塊として、書き換えることもあります。

 

日本語で、理由を表す場合の例を考えます。

 彼は、口座を開きたいので銀行に行く

という文があります。

ここでは、

 彼は、銀行に行く。

が主文、

 口座を開きたいので、

が副文にあたります。

 

この副文に当たる部分は、ドイツ語では前置詞を使っても表現できます。

 

ドイツ語にしてみると、

 Er geht zur Bank, weil er ein Konto eröffnen will.

となります。

主文は動詞が2番目、副文は動詞が最後です。

この時使っている接続詞が、理由を表すweilですが、これは副文専用(必ず動詞は最後)の接続詞です。

 

同じ意味で、別の表現を考えてみます。

 Er will ein Konto eröffnen, deshalb geht er zur Bank,

 彼は口座を開きたい。ゆえに銀行へ行く。

主文が2つ接続されています。

deshalbは、主文専用(必ず動詞は2番目)の接続詞です。

 

最後に前置詞を使った方法。

 Wegen seines Wunsches der Eröffnung ein Konto, geht er zur Bank.

 口座を開設したいという願望のために、彼は銀行に行きます。

ちょっと例文が良くなくて、前置詞のかたまりが長く、日本語も変ですが。。。

こういう風に書くことも可能です。

Wegenは、理由を表す前置詞です。

 

このように、主文、副文、前置詞それぞれ専用の単語があるので、それをまとめてみます。

今回は、時間に関する単語を表にしてみます。

 

時間を表す接続詞と前置詞

  主文(Hauptsatz) 副文(Nebensatz) 前置詞(Präposition)
~している間に、同時に gleichzeitig während während + Gen.
  zur gleichen Zeit    
  zugleich    
  währenddessen    
~以来 seitdem seitdem seit + Dat.
  seither seit  
~までに bis dahin bis  bis zu + Dat.
~前に davor bevor vor + Dat.
  vorher ehe  
  zuvor    
~後に danach nachdem nach + Dat.
  dann    
  daraufhin    
~の時 damals als bei + Dat.
  da  

 

 

*Gen. = Genetiv (2格)、Dat. = Dativ (3格)

 

「~後に」を例に使ってみます。

1. Maria putzt sich die Zähne. (マリアは歯を磨く。)

  ↓

2. Sie geht ins Bett. (彼女は就寝する。)

の2つの文をdanachで繋ぎます。

 Maria putzt sich die Zähne, danach geht sie ins Bett.

 マリアは歯を磨き、その後、彼女は就寝する。

 

同じ意味をnachdemで表現すると、

 Nachdem Maria sich die Zähne putzt, geht sie ins Bett.

 マリアは歯を磨いた後、就寝する。

nachdemは副文に使うので、動詞のputztが最後になり、2.の文は主文です。

副文を1つの塊と考えて、動詞のgehtが2番目に当たる場所、「,」の後に来ます。

副文の方が、時間的に古いことに注意!

 

最後に、前置詞nachを使ってみます。

 Nach dem Zähneputzen geht Maria ins Bett.

 歯磨きの後、マリアは就寝する。

nachの後は、必ず3格(Dativ)なので、「歯を磨く」を名詞化したものを3格でくっつけます。

後は、前置詞を使った部分を1つの塊と考えて、主文を作ります。

 

同じことを表現するにも、いろいろやり方がありますね。

微妙なニュアンスとかは、ネイティブレベルにならないとわからないのでしょうが、

  •  名詞化(Nominalisierung)してシンプルな文章にする
  •  過去形を書くときは、現在完了形(haben/sein + 過去分詞(Partizip II))ではなく、過去形(Prätaritum)を使う

などすると、知的な感じがするようです。

 

因みに、この2つはC1のSchreibenの試験でも重要だと思います。

うまく使いこなせていたら、採点者も、「おっ!」と感心するそうで、ゲーテの授業でも、よく練習させられました。

 

美しい文章を作ることは、どの言語でも難しいですね。

 

【ドイツ語文法】基本の前置詞を覚える

 

格支配するドイツ語の前置詞

名詞の格変化、3格(Dativ)、4格(Akkusativ)を習った後あたりに、格支配の前置詞が出て来るかと思います。

場所や状態を表現するときに使う、あれです。

 

前置詞には、後に来る名詞が必ず3格になるもの必ず4格になるもの、状況に応じてどちらか決まるものがあります。

2格支配の前置詞もありますが、それはもう少し後のレベルで出てきたので、今回は3格と4格について書きます。

 

3格支配の前置詞 (Präpositionen mit Dativ)

格支配の前置詞では、最も使用頻度が高いと思います。

以下の前置詞は、必ず3格(Dativ)を伴います。

===============================================================

ab (~から)

aus (~(の中)から)

außer (~の外に、~以外に)

bei (~の所で、~の際に)

entgegen (~に向かって)

gegenüber (~に対して、~の向かいに)

mit (~と一緒に、~で)

nach (~の後で、~へ、~によると)

seit (~以来、~前から)

von (~の、~から)

zu (~に、~のために)

===============================================================

ドイツ語初級の頃は、これを覚えて使う、ということは結構大変なことだと思うのです。今でも話すときは、意識しないと正確に使えてないのが現状。。。

 

当時の先生に教えてもらったのが、替え歌で覚える方法です。

ドイツ語を勉強するときによく使われている歌のようで、Youtubeにもいくつかありました。

日本でもおなじみの童謡でしたが、タイトルと歌詞を思い出すのに、かなり時間がかかり(笑)

 

これ、グーチョキパーの歌ですよね?

 

♪グーチョキパーで グーチョキパーで 何できる? 何できる?

っていう。

 

英語だと、Are you sleeping?という子守歌のようですが、私には、子供の時の手遊びのイメージしかないです。

 

この歌で、↑の前置詞のうち、8個は覚えられます!

 

 

4格支配の前置詞 (Präpositionen mit Akkusativ)

4格支配の前置詞は、比較的少ないので、覚えやすいと思います。

===============================================================

bis (~まで)

durch (~を通って、~によって)

für (~のために)

gegen (~に対して)

ohne (~なしで)

um (~の周りに)

===============================================================

教えてもらったのが、bis以外の頭文字をとって、fudogと覚える方法です。

先生は、「フードッグ」というのが、中国の伝説の犬?だとか言われてましたが、本当かな?

 

3格・4格支配の前置詞 (Wechselpräpositionen mit Akkusativ oder Dativ)

3格・4格支配の前置詞は、もともと場所を表すときに使うものですが、使う状況によって使い分けます。

===============================================================

an (~に [接している]、~へ)

auf (~の上に [接している]、~へ)

hinter (~の後ろに、~へ)

in (~(の中)に、~へ)

heben (~の隣に、~へ)

über (~の上に [離れている]、~へ)

unter (~の下に、~へ)

vor (~の前に、~へ)

zwischen (~の間に、~へ)

===============================================================

「~へ」は動きのある意味で使うとき(4格支配)の意味です。

(私の場合、最初から「ドイツ語でドイツ語を学ぶ」という環境だったため、日本語訳があまり適切でないことがあると思いますが、ご理解いただけると幸いです。)

 

例えば、

Sie bleibt in dem/im Restaurant. (彼女はそのレストランにいる。) 

[3格(Dativ) 動きがない]

 

Sie geht in das/ins Restaurant. (彼女はそのレストランに行く。) 

[4格(Akkusativ) 動きがある(アクション)]

 

という風に、基本的に動きのあるなしで、ついてくる格が変わります

もちろん例外はあります(Es gibt immer Ausnahmen!)が、まずこの基本を頭に入れることが重要だと思います。

 

替え歌とか覚えやすい方法は、他にもいろいろありそうですね。

駐在妻(?)のドイツ語学習について考える

私は駐在妻です。

誰が駐在妻と言い始めたのか知りませんが、現地駐在員に帯同している妻で、仕事はしておらず、子供もいません。

いつか日本に帰国する予定で、おそらく、帰国後ドイツ語を使う機会はほどんどないでしょう。

フランクフルトはインターナショナルな街なので、日常生活は、英語でほとんど事足ります

賃貸契約や運転免許証等の手続きも、基本的には会社の方でサポートをしてくれました。

因みに夫は英語と日本語で仕事をしていて、ドイツ語は話せません。

 

夫の会社や住んでいる場所によるのか、こちらで他の日本人駐在妻の方と知り合う機会がなく、いわゆる本当の駐在妻の生活環境はわかりません。

駐在妻のヒエラルキー、とかコワイ言葉を聞きますが、本当にあるのかな?

昼間、デパートやドラッグストアで、彼女たちのグループを見かけることはあります。

皆さんスリムでキレイな恰好をされていて、日本では港区辺りに住んでるようなイメージ。

いつもユニクロを着ている、らくちん重視の私とは大違い(笑)。

彼女たちが現地のドイツ人等と話しているのは見たことがないです。

(私も、親しいドイツ人の友達がいるわけではないので、そうそう街中で話しませんが。。。)

何が言いたいかというと、フランクフルトでは、英語が話せれば十分生活できる、ということです。

 

なので、私がドイツ語を学習する動機は、あまりなかったのです。

 

では、なぜドイツ語を必死に勉強したのかな、と思い返してみました。

最初は、言葉は悪いですが、暇つぶしのつもりでした。

子供のいない専業主婦なので、日中の時間を使って、現地でできることをしよう!

→ 現地語を習おう!

という発想が最初で、現地語が使えたら、きっと生活も楽になるとも考えました。

 

本格的な引っ越し前に一度下見に来たのですが、そのとき、スーパーの商品を見て、ちょっとヤバいと思ったのです。

商品の説明に、英語がほとんど書かれていない!

フランス語やスペイン語が書かれている場合もありますが、英語率低い!

まあ、よく考えれば、ヨーロッパで英語を母国語とする国はイギリスとマルタぐらい(?)なので、当たり前っちゃ当たり前ですよね~

もちろんGoogle翻訳に頼ることもできますが(今も頼っていますが)、読むだけで理解できると楽だろうなあ、と思ったものです。

 

で、現地で最高評価だったゲーテのインテンシブコースに申し込んだわけです。

安い現地の市民大学(VHS)に通う、という方法もあったのですが、結構順番待ちだったり、生徒の人数が多くて、あまり先生の目が行き届かないのではないかという思いと、どうせならいい教育を受けてみたい、という好奇心から、学校を選びました。

学費の出費は痛かったですが、結論として、通って良かったです。

毎日朝から夕方まで(フランクフルトのゲーテは、午後に演習の時間があるので、9:00-16:00)、ほとんど皆勤で通いました。

いやー、アラフォー、日本人、ドイツ語ほぼゼロから始めたときは、どうなることかと思いましたが、人間やればなんとかなるものです。

 

1年間、年が半分ぐらいの子も多い中、ドイツ語以外のテレビを見ず、日本語や英語の本も読まず、ただただ予習復習テスト勉強の毎日。

最初は日常会話ができればいいや、と思っていたのですが、各レベルごとに公式な試験があり、A1、A2、と受かるうちに、だんだん欲が出てきて、結局C1取得を目標に持つようになりました。

 

語学の才能にあまり恵まれていない私には、ドイツ語の難解な文法や、似たような単語を覚えることは、辛い時の方が多かったですが、毎日新しいことを学ぶ、という経験は、この年ではなかなかできないことなので、文句も言わず通わせてくれた夫には、本当に感謝です。

 

おかげで、お店の商品の説明はわかるし、レストランのメニューもドイツ語でOK、簡単なドイツ語なら、電話でもなんとかなります。

新聞や、現地の雑誌も、すべての単語はわかりませんが、概要はわかるようになりました。

 

ただ、1月からは週2日の夜のコースになり、毎日ドイツ語を使わない環境になってしまったので、どんどん抜けているんじゃないかと不安になります。

もともとが怠け者なので、やらなければとことんやらなくなってしまいます。。。

ブログを始めたきっかけの一つに、ブログを書くことで、少しでも維持出来ればいいな、という気持ちもあり。

 

今日も思いつくままにだらだらと書いてしまいましたが、今年は、これまで学んだドイツ語をじっくり自分の中で消化吸収していきたいと思っています。

あ、英語も少し思い出さないとw

 

これは、去年私が使ったテキストです。小学校の1年分の教科書ぐらいはありますかね?

全部ドイツ語だと思ったら、なかなかのボリュームですよね~

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【ドイツ語文法】分離動詞か、非分離動詞か悩む

 

分離動詞の存在

ドイツ語を学習するうえで、発狂しそうになったのが、分離動詞の存在でした(笑)

少なくとも、日本語と英語では存在しない、1つの動詞が「前綴り+動詞」という形で構成されている単語。

基本的には、前綴り(s. Präfix)を文章の最後に置く、という使い方をしますが、現在完了形の作りにも影響します。

 

今回は、先日授業で出てきた「分離動詞、非分離動詞の区別の仕方」について、考えてみることにしました。

 

分離可能な前綴り

ドイツ語で、分離動詞はtrennbare Verben、非分離動詞はuntrennbare Verben(複数形)と言い、ある程度のルールが存在します。

以下の前綴りは、常に分離可能です。

=============================

ab

an

auf

aus

auseinander

bei

da

dar

ein

empor

entgegen

entlan

entzwei

fehl

fern

fest

fort

für

gegenüber

heim

her

hin

hinterher

hoch

inne

los

mit

nach

neben

nieder

rück

vor

weg

weiter

zu

zurecht

zurück

zusammen

zwischen

=============================

一気に覚えるのは、ちょっと気が遠くなります。。。

先生には、前置詞として意味が通るもの(ab, zu, vorなど)は、だいたい分離できる、と教わりました。

 

分離不可能な前綴り

分離不可能な前綴りは、そんなに多くないので、これは覚えるべきだと思います。

=============================

be

emp

ent

er

ge

hinter

miss

un

ver

zer

=============================

これらが付く場合は、分離の可能性はゼロです。

独立した前置詞として使えないものがほとんどです。(hinterは例外ですね)

 

前綴りが2つある場合

前綴りが2つある場合もあります。

例えば、

aner (an+er)

beein (be+ein)

 bevor (be+vor)

dabei (da+bei)

nebenher (neben+her)

verun (ver+un)

voraus (vor+aus)

 

数えるとキリがなくなりそうですが、これも以下のようなルールがあります。

分離可能分離可能分離可能

分離可能分離不可能分離可能

分離不可能分離可能分離不可能

分離不可能分離不可能分離不可能

分離可能か不可能かは、最初に来る前綴りに依存していますね。

 

分離可能か不可能か…

最後に厄介なのが、分離でも非分離でも使える前綴りです。

数は少ないのですが、これらの動詞を使うときは、要注意!

=============================

durch

über

um

unter

wider

=============================

 

使われる意味によって、分離か非分離を区別する必要があります!

 

例えば、umgehenは、分離動詞では「扱う」、非分離動詞では「避ける」、と全く異なった意味になるんです。

  • Ich gehe mit dem Baby vorsichtig um. (私はその赤ちゃんの面倒を見る)
  • Er umging das schwierige Thema. (彼はその難しいテーマを避けた)

 

あとは、音で区別する方法があります。

前綴りにアクセントがある場合は分離後に付く動詞にアクセントがある場合は、非分離

 

これらについては、今のところ、出てきたときに覚えていくしかないかなあ、と思うのですが、良い区別の仕方がありますかね~?

 

 

【ドイツ語文法】格変化についてまとめる

ドイツ語を学習している時、一つのハードルとなるのが冠詞ではないかと思います。

語学学校の初級レベル、A1から出てくるのですが、C1になっても授業に出てきます。

これが正しく使えなければ、意味の通る文章にならないので、習得必須です!

 

私が覚えた方法を表にすると、こんな感じです。

(便宜上、格の順番は数字順ではありません。)

 

  男性名詞
(der, maskulin)
女性名詞
(die, feminin)
中性名詞
(das, neutrum)
 1
(~が, Nominativ)
der starke Mann    
ein starkeMann die kluge Frau das lustige Kind
starker Mann eine kluge Frau ein lustiges Kind
 4
(~を, Akkusativ)
den starken Mann kluge Frau lustiges Kind
einen starken Mann    
starken Mann    
 3
(~に, Dativ)
dem starken Mann   dem lustigen Kind
einestarken Mann der klugen Frau einem lustigen Kind
starkem Mann einer klugen Frau lustigem Kind
 2
(~の, Genetiv)
des starkeManns kluger Frau des lustigen Kinds
eines starken Manns   eines lustigen Kinds
starkes/starken Manns   lustiges/lustigen Kinds
       
  複数名詞
(die, plural)
   
       
  die lustigen Kinder    
  keine lustigen Kinder    
  lustigKinder    
       
       
  den lustigen Kindern    
  keinen lustigen Kindern    
  lustigen Kindern    
  der lustigen Kinder    
  keiner lustigen Kinder    
  lustiger Kinder    

 

==================================================================

  • それぞれの名詞、格にはシグナルになるアルファベットが存在

(例えば、男性名詞の1格はr、3格はm)

 

  • シグナルは、冠詞がある場合は冠詞に付く

(例外:男性名詞中性名詞の1格の(k)ein)

 

  •  シグナルは、冠詞のない場合は形容詞に付く

(形容詞もない場合は付かない)

 

  • 冠詞にシグナルが付いた場合は、形容詞にeかnが付く

(2格、3格は常にnが付く)

 

  • 女性はスマートなので、1格と4格、2格と3格が同じ

 

  • 男性名詞女性名詞中性名詞子供とすると、

子供は、スマートなに似て1格と4格が同じ(シグナルはs)、

2格と3格は父親似で異なるが、父親と同じシグナル

 

  • 複数名詞の3格は、男性名詞の4格と同じ

(ただし、名詞の最後にnが付く(N-Deklination))

 

*N-Deklinationについては、男性弱変化名詞の決まりがあるのですが、今回は入れていません。

==================================================================

 

まあ、こればっかりは練習して慣れるしかないかなあ、と思うのですが、少しでもシンプルに覚えられると楽ですよね。

文章を書くときは正しく書けるのに、いざ話すとなると、このあたりがぐっちゃぐちゃになる、というのもよくあります。

 

そもそも日本語では、名詞の後に来るものが、名詞の前に来るのが意味わからんw

このゲルマン語派の人とは、頭の回転の向きが逆なのかなあ。

とか思いますが、どうしようもないので、日々精進します。