ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ世界遺産】ローマ帝国の国境線を歩く

ローマ帝国の国境線

ドイツ世界遺産踏破の旅、行ってきました。

旅といっても、まずは1番近い場所、フランクフルトから、電車とバスで1時間の場所です。

 

ローマ帝国時代に、ゲルマン民族の侵入を阻むために作られたローマ領の境界線がドイツ国内に残されおり、これがローマ帝国の国境線として、UNESCOの世界遺産に登録されています。

 

Wikipediaによると、

ローマ帝国の国境線ローマていこくのこっきょうせん)は、ユネスコ世界遺産登録物件名である。ローマ帝国の繁栄と衰退を残す文化的景観が評価されて、1987年にイギリスハドリアヌスの長城が単独で登録された。その後、2005年にドイツリーメスを拡大登録した際に現在の名称となり、2008年にはイギリスのアントニヌスの長城も含まれることが決定した。

 

出典: フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)

 とあり、イギリスの2つの長城と合わせて、ローマ帝国の国境線と呼ばれます。

 

国境線なので、地図上でも線ですが、今回は博物館もあるザールブルグへ行ってきました。

 

因みにドイツ国内の国境線はこの赤いライン。

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ザールブルグは、フランクフルトから北へ22km程行ったところにあります。

 

ザールブルグと聞いて、プレステのゲーム、アトリエシリーズを思い出しましたが、それとは関係ないようです。。。(懐かしい)

 

電車とバスを乗り継いで

距離は22㎞ですが、電車とバスを乗り継いで、フランクフルトの中心部からは1時間程度かかります。

交通機関の切符は、ザールブルグを含むエリアで使える1日券を買いました。9.65€。

S-Bahn、U-Bahn、バス、トラムで使えます。

 

フランクフルトのHauptwache駅から、S-BahnのS5に乗って20分、Bad Homburg駅に到着。S5は、30分に1本です。

街の正式名称は、Bad Homburg vor der Höhe、Bad(温泉地)というだけあって、温泉のある街のようです。

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駅前はオフィスビルっぽい建物やマンションがありますが、お店らしいものは見当たらず。

駅にマクドナルドとキオスクはあります。

これは帰りに撮った写真ですが、キレイな駅でした。

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ここから5番のバスでザールブルグまで、約20分。5番は、土日は1時間に1本、平日は2時間に1本のようなので、ダイヤに要注意です!

(Uberやタクシーを使うこともできます。)

親子連れや、自転車と一緒に乗り込んでくる人がいました。遠足気分♬
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バス停を降りたところ。

パッと見、何もありませんが、ここから右に少し行ったところに入口があります。
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ザールブルク砦へ

入り口に近い場所に、当時の住宅跡があります。

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チケット売り場に、お土産屋さんと、ユネスコの世界遺産情報があります。

入場料は、大人7€。
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砦の入り口。
シーザーがお出迎え。
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シーザーの両脇に壁が伸びています。

壁の高さは5mぐらいかなあ? 近づいてみると、かなり高いです。
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壁の外側には堀。

昔はもっと深かったのかも。
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壁の内側

壁の内側には復元された建物が並び、博物館になっていて、発掘されたコインや食器等が展示されており、当時の生活が垣間見えます。
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ローマ時代も、豊かな人々はガラスの食器を使っていたんですね。
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革靴もおしゃれ。
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繊細な織物ができそう。
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当時の兵士。

靴が近代的すぎるような。。。
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ローマ帝国全盛期の領地。

地方の名産品が紹介されています。

現在のドイツに当たる場所は、奴隷と材木。。。

やっぱり、フランスやイタリアの暖かい地方は、今も昔も美味しいものに恵まれているようです。
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壁画の部屋。

きっと、高貴な人の部屋だったのでしょう。
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裏の広場には、石窯があります。

ローマのパンを焼いていたんでしょう。

今でも、イベントで使われているようです。誰かがアルミホイルを捨てているのが残念。
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あちこちに建物跡。
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当時の靴職人の仕事部屋。

手作りの靴は、今とやってることはあまり変わらないようです。
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キッチン。

ほっとする雰囲気です。
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Severus Alexander(セウェルス・アレクサンデル)。

第24代ローマ皇帝。
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Hadrian(ハドリアヌス)。

第14代ローマ皇帝。
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お腹がすいてきたので、中にあるTabernaというレストランでランチ。

相方はシュニッツェルとビール、私は鶏のグリルとコーヒーをいただきました。

独特の風味のソース。多分、はちみつとハーブが使われています。
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ローマのパン。

インド料理のようなスパイスが使われていました。

ちょっとクセになる風味。
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壁の外側

壁の外側に出て、国境線に向かって散歩します。

地図によると、2.4kmとなっていましたが、もっと短い気が。。。(道間違えたのかな?)

国境線には、壁があるわけではなく、堀が掘られていました。

 

途中にこんな石碑も。
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そして建物跡。
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マウンテンバイクでサイクリングしたり、犬の散歩をしたり、世界遺産というより、遠目の公園に遊びに来た感じの人ばかり。

森の空気にも癒されました。

相方は花粉症なのですが、やはり種類が違うらしく、この辺りの木では反応しなかったようです。

(ドイツに来てからは発症していないようなので、しばらく快適な春が過ごせるはず)

 

帰りはバスの時間が合わなかったので、Bad Homburg駅までUberで。12€ぐらい。

去年から、フランクフルトでUberが使えるようになって、助かっています。

 

天候にも恵まれ、自然も満喫出来て、大人の遠足を満喫できました!