ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ世界遺産】マウルブロン修道院の建設物群を巡る

『車輪の下』の舞台、中世の修道院

シュトゥットガルトのあるバーデン・ヴュルテンベルグ州(Land Baden-Württemberg)北部に、世界遺産に登録されている中世の修道院があります。

マウルブロンの修道院群は、中世の修道士が生活していた、村のような施設です。

修道士たちは、ここで自給自足の生活をしていたそうで、その施設がそのまま残っています。

マウルブロン修道院は、12世紀に建設され、16世紀にはプロテスタントの教会付属神学校になりました。

『車輪の下』の作者、ヘルマン・ヘッセもこの学校で学んだそうです。

 

アクセス

シュトゥットガルト中央駅から、電車で23分程のミュールアッカー駅(Mühlacker)で、バスに乗り換えます。

700番のバスで15~20分程でMaulbronn, Klosterという、修道院前のバス停に到着。

すぐに修道院群が見えます。

 

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こちらの坂道から降りたところがメインの広場。

 

博物館を見学


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坂を下りた右側に、教会堂(Klosterkirche)があります。

1178年建造。


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広場の中心には、クリスマスのような飾りがあり、向こうにカフェもあります。


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車で乗り入れもできるようですが、雰囲気は中世そのもの。


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昔の施設案内図。

ちゃんとユネスコ世界遺産と書かれていますね。

 

4か5の辺りに、チケット売り場があるので、博物館の入場券を買います。

大人1人8€。

オーディオガイド付きは11€。

私は借りませんでしたが、日本語版もあるようです。

 

ここでは、ワインなどのお土産品も売っていました。

 


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これは、レゴではなく、プレイモービル(Playmobil)かな。


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模型もあります。

 

チケット売り場の上に、ちょっとしたインフォメーションセンターがあります。

ここでは、案内してくれる人がいるわけではなく、マウルブロンについての情報を展示してあります。


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昔の体操でしょうか?

 

いったん外に出て、教会堂へ向かいます。

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教会には、正面からは入れないようになっています。

 

入り口は機械式のゲートになっていて、先ほど買った入場券を差し込むと、人が入れる仕組みでした。


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 中世の建設の様子がわかるような展示。


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教会堂内部。

12世紀の物とは思えない美しさ。

ヨーロッパ文化の曲線の使い方は素晴らしいと思います。


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光が神々しい。


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お約束のパイプオルガン。


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祭壇裏は、こんな構造になっています。

聖歌隊の場所。


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こういう壁画も、残していってほしいです。

 
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ただの廊下さえ貴重な遺産。


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中庭がありました。


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中庭に面した噴水。


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演説をするところでしょうか?

 

一通り回ったところで、博物館を出ます。

 

マウルブロン発祥の名物料理を食べ損ねる

博物館から広場を渡ったところにカフェがあるのですが、その裏に公衆トイレがありました。


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無料で、外見に似合わずキレイなトイレでした。


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今もここで生活している人もいるようです。


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子供のころ、屋根裏のある家にあこがれたものです。

まさにこんな家。


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21世紀とは思えない風景。


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出口付近に魔女のお店がありました。

BSプレミアムで紹介されたそうです。

 

お腹が空いたので、中で開店していた唯一のカフェでランチにします。

本当は、もっとドイツっぽいレストランがあれば、マウルブロン発祥の名物、マウルタッシェン(Maultaschen)を食べたかったのですが。。。

オフシーズンのためか、他のレストランは見当たらず。

 

因みに、マウルタッシェンは、四旬節(Fastenzeit)というカトリックの肉、卵、乳製品断ちの時期に、マウルブロンの食い意地の張った修道士が考えた、肉にありつくための料理だそうです。

ミンチとホウレンソウを混ぜて、パスタに包んだ餃子みたいなもので、パスタとしてやスープに入れたりして食べるそうです。

まあ、フランクフルトでも手に入るのですが、せっかくなので元祖で食べたかった~。


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このカフェはイタリアンだったので、トマトクリームスープと、ピザブレッド。

ん? 昨日も同じようなものを食べた気が。。。

でも、こっちはクリーム感が強くて、これはこれで美味しくいただきました。


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帰りは、最初と同じバス停を利用して、ミュールアッカー駅まで戻ります。

このバス、本数が少ないので、1本逃すと1時間ぐらい待つ羽目になるので、ダイヤに注意が必要です!