ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

ゲーテの生家、ゲーテハウスを訪れる

フランクフルトの観光名所

フランクフルトには、ハブとなる空港はありますが、世界遺産のような、見所となる観光名所はあまりありません。

金融の街として発達しつつ、一方で文化的な活動にも力を入れているので、小さな美術館や博物館がたくさんあります。

 

中でも、日本人のファンが多いフェルメールの絵があるシュテーデル美術館や、豊富な自然資料があるゼンゲンベルグ自然博物館は有名です。

 

ゼンゲンベルグ自然博物館については、以前の見学記録を↓

www.katzen.tokyo

 

それでも、フランクフルト空港を利用するついでに、短時間でちょっとフランクフルトらしいものを見たい、というときに訪れるには、少し交通の便が悪いかもしれません。

 

そこで、今回は、フランクフルト空港から電車で20分程の市街地ど真ん中にある観光名所を見学してきたので、少し書きたいと思います。

 

ゲーテの生家、ゲーテハウス

フランクフルト出身の有名人として、ドイツを代表する文豪ゲーテについては、皆さん誇りに思っているようです。

私も、恥ずかしながらきちんと読んだことはないのですが、「若きウェルテルの悩み」、「ファウスト」ぐらいは知っています。

ゲーテのフルネームは、Johann Wolfgang von Goethe(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)ですが、名前にvonが付くのは、貴族等の身分の高い家系だったそうです。

お金持ちのお坊ちゃんだったんですね。

 

そのゲーテが生まれた家が、フランクフルトの中心地にあります。

17世紀に建てられた建物で、第二次世界大戦でほとんど破壊されたそうですが、その後修復されてゲーテハウスとして公開されています。

建物は修復版ですが、内部の家具や調度品は親族が疎開させていたので、本物が展示されています。

(触ってはだめです!)

アクセスと開館時間

ゲーテハウスは、フランクフルト市街地中心部、S-Bahn、U-Bahnが通るHauptwache駅から歩いて5分ほどです。

 

博物館なので、日、祝日も開館しています。

 月~土曜日:10:00 - 18:00 

 日曜日、祝日:10:00 - 17:30

 

入館料は大人1人7€。

ゲーテハウスとゲーテ博物館どちらも見学できます。

公式サイトはこちら。英語も選択可能。

www.goethehaus-frankfurt.de

 

ゲーテハウス見学

Hauptwache駅から南に歩いていくと、ゲーテのシルエットが見えてきます。

 

 

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貴族!って感じです。 

この辺りは、なぜかいつも工事中。


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ゲーテの生家。

立派な4階建ての家です。

この建物の右側が、入り口と博物館になります。


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ゲーテハウスに入ってすぐのガーデンルームには、父親と、


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母親の胸像。


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キッチンも広々。

お手伝いさんもいたんでしょうね。


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ゴミ箱?

展示物がいろいろありますが、説明がないので、いまいち使用用途がわからないものも多く。。。


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1階にある青の間。

(ヨーロッパだと0階です。)


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同じく1階の黄色の間。

応接室ですね。


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高級そうな暖炉?


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キャビネットルームもあります。


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2階の北京の間。

部屋の名前として、”Peking“と書かれていました。


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所謂ゲーム部屋ですね。

麻雀とかもしていたんでしょうか??


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肖像画がたくさん飾ってあります。


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お化粧部屋ですかね。


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絵画が所狭しと。

ゲーテのお父さんのコレクションだそうです。


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これも暖炉でしょうか?


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高そうな食器も飾られていました。


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書斎。

2000冊ほどの蔵書がずらり。

保存状態はあまり良くないようです。


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お茶の時間は、この可愛らしい部屋で。


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ゲーテが生まれた部屋。


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階段の踊り場には、こんな時計も。

上の方にある日付表示がちゃんと2019年になっています。

2019、数字の組み合わせじゃなく、一枚の鉄板のようなのですが、何年まで用意されているのでしょう??

自動で変わるのかも気になります。


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ゲーテの妹、コーネリアの部屋。

女の子らしいですね。


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屋根裏部屋となっていますが、3階までとあまり広さは変わりません。


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印刷機?


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これが家の中心、1階から4階まで通っているので、セントラルヒーティングの役目をしていたようです。


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ゲーテの時代のフランクフルト。

城壁があったんですね。


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詩の部屋。

ここで詩を書いていたのでしょう。


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普通の家にはなさそうな胸像。


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幼いゲーテにプレゼントされた、人形劇の部屋。

 

ゲーテ博物館

ゲーテハウスに直結して、ゲーテ博物館があります。

こちらの建物はかなり新しく、図書館も入っています。

ドイツ語圏の画家の作品が多く展示されていて、迷路のようでした。


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小さな絵がたくさん。


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リア王の一場面。


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この石像、かなり大きかったです。

小さな子供サイズ。


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ゲーテの肖像の中で、おそらく最も有名なもので、Karl Bennetという画家の作品。

一般庶民ではないですね。

背景は、イタリアのカンパニア。


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年を取ったゲーテ。


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さらに年取ったゲーテ。

目がパッチリしていたのは変わらず。

 


1時間余りで回ることができ、200~250年前のドイツの文化にも触れられるので、空港に行くまでのちょっとした合間に見るのにちょうど良い所だと思います。