ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ世界遺産】フェルクリンゲン製鉄所を堪能する

フェルクリンゲン製鉄所

ゴールデンウィークのバルト三国旅行から帰宅後、1日置いてまた一泊旅行に行ってきました。

旅行に行きたい!と思ってすぐに行ける状況、嬉しい限りです。

ここのところ、旅行熱が上がっているので、その気分のままに一人旅。

ドイツの世界遺産をまた1つ、制覇してきました。

 

今回の行き先は、フェルクリンゲン製鉄所(Völklingen Hütte)。

1986年に停止した製鉄所で、1994年にユネスコ世界遺産に登録された、世界最大級の産業遺産です。

https://www.voelklinger-huette.org/en/welcome/

 

 

フェルクリンゲン(Völklingen)という、ドイツとフランスの国境付近の街にあるのですが、周辺はあまり栄えていないようです。

近くの街ザールブリュッケン(Saarbrücken)のホテルを取り、そこから行くことにしました。

 

交通手段は長距離バス

このところ旅行続きなので、できるだけ安い交通手段を探して、長距離バスを利用することにします。

Flixbusという、ヨーロッパでは有名な長距離バス会社を使うと、片道7.99€でザールブリュッケンに行くことができそうです。

www.flixbus.de

 

電車だと最低でも35€程かかりそうなうえ、乗り換えや遅れの心配があるので、今回はバスで。

途中いくつか停車しますが、3時間半ほどで到着するとのこと。

さっそくオンライン予約しました。

チケットはQRコードで、印刷、アプリどちらでも可。

Apple Walletにダウンロードもできます。

 

朝の8:55発、チケットには15分前に来るように書かれていたので、8時半にフランクフルト中央駅横のバスターミナルへ。

 

すぐそばに東横インがあり、日本人らしい人も結構歩いていました。

 

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Flixbus専用のようなバスターミナル。

このバスターミナルにはトイレはないので、いざというときは、中央駅の有料トイレを使うことになります。


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ベンツのバス。

社内もきれいで、席もゆったり、座り心地も悪くなかったです。

Flixbusには、トイレも付いているので安心w

 

私は乗り物に乗ると寝てしまう癖があるので、結構爆睡してしまい、あっという間に着きました。

このバス、トリーア行きでザールブリュッケンが終点ではないので、乗り過ごさなくてよかった!


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ザールブリュッケンのバスターミナル。

帰りもここから出発します。


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ここにはトイレがありました。

 

ザールブリュッケンは曇り

到着したのが12:15なので、まずは食事をしてからフェルクリンゲンに向かいます。


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天気はあいにく曇りで、5月なのに最高気温13℃。


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今日のホテルは街のど真ん中にあるここですが、荷物も少ないので、そのまま世界遺産に向かいます。


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ザールブリュッケン中央駅手前には、ショッピングセンターがあります。

右奥が駅。

ここから電車で十数分行ったところにフェルクリンゲン駅があります。

本数は、15~30分に1本ぐらい。


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フェルクリンゲン駅。

すぐそこに製鉄所が見えます。

この周辺には、現役の工場もいくつかあったので、元来工業地域なんですね。

 

駅を出て、左側に回り込む形で線路下を抜けると、製鉄所入り口が見えてきます。


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製鉄所前の広場。


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働くおじさんがいます。

この後、この人をたくさん見ることに(笑)


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製鉄所のメインエントランス。


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最初わかりにくかったのですが、右側に入口があります。

 

フェルクリンゲン製鉄所、見学コースは7km

製鉄所への入館料は大人1人17€。

18歳以下は無料で入れます。

中での飲食は禁止。

カフェっぽい所と、自動販売機は見かけたので、そこでなら大丈夫なのでしょう。

 

渡された地図に従って見学コースを回ると、全長7km。

最初から軽く迷ったのですが、入ってすぐ右の階段を上がるのが正解。


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階段を上がるとすぐみえる、巨大な、何か回転するもの。


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小さいおじさんがたくさんいます。

どうやらこれは企画展示らしく、普段はいません。

左側に見えるのが自動販売機。


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巨大な機械はどうやらボイラーらしく、それを抜けて階段を上ります。


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外に出て直線の渡り廊下を行きます。


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途中で見える巨大な廃墟。


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ユネスコビジターセンター。

ここからがスタートです。


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何に使うかわかりませんが、とにかく興奮します!


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ここも企画展示ですが、ロッカーが並ぶ先に、作業着の山。

しかも、至る所から声が聞こえる仕組みになっていて、不気味さこの上ない。

見学者も少なく、すべての場所で孤独感があるので、子供は無理かも。


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廃墟感。


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見学コースもひたすら長いです。


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この展示も恐怖。

声は何を言っているのか聞き取れませんが、昔の作業員の怨念?


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溶鉱炉の様子がわかる展示もあります。


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工程に従って展示されていました。

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鉄がごうごうと溶ける様子。


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配電盤にわくわく。


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この製鉄所、コンサートや演劇に使われるほか、アートの展示にもかなり利用されているようです。

通路の両側と、時々ある小部屋にも絵やオブジェが展示されていました。

 

ヘルメット必須の所へ上ります。


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フランスとの国境だけあって、ドイツ語とフランス語の掲示。


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登った先で見えた景色は、なかなかのものでした。

一番上で45mだそうです。

手段は階段のみ。


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足元は、網目状。

高所恐怖症の人はやめた方が良さそうです。


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展示がふざけてるようにしか見えない。

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ジブリアニメに出てきそうな景色。


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パラダイスと呼ばれる中庭。

ああいう工場で働く人たちにとって、緑と空はまさにパラダイスだったのでしょう。


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言葉にならない興奮状態で歩いていたので、7kmがあっという間でした。

ただただすごいものを見た、という感想。


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しつこく見かけたおじさんは、100人。

数えてみればよかったかな??

因みに金色のおじさんは、お土産屋さんで700€で売られていました。

高いのか安いのかわからん。。。

 

世界遺産も、古いもの、美しいもの、派手なもの、地味なもの、いろいろありますが、ここは衝撃的でした。

世界最大級の廃墟。

工場好きな人には、ぜひ一度見て頂きたいおススメ世界遺産です。