ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ世界遺産】ライン渓谷中流上部で大人の遠足をする

フランクフルト近場の世界遺産

7月15日、海の日。

相方がお休みだったので、2人で近くの世界遺産に行ってきました。

「ロマンティック・ライン」とも呼ばれる、ライン川。

古代ローマ帝国とゲルマン民族の国境線だったこの川の周辺には、たくさんの城(要塞)があります。

リューデスハイム~コブレンツ辺りが世界遺産に登録されており、この川を船で行くツアーもありますし、両側の電車に乗ってみるのもいいかもしれません。

前にケルンに行ったとき、電車に乗って城を見ることはできたのですが、今回はもう少しアクティブに動いてみました。

 

フランクフルトから、電車で1時間あまりの所に、Bingenという街があります。

そこからフェリーとリフトを使って、周辺を回るチケットがありました。

その名もWelterbe-Aktiv-Ticket(World Heritage-Active-Ticket)!

www.bingen-ruedesheimer.de

 

19€で、Bingen、Assmannshausen、Schloss Rheinstein、Rüdesheimを時計回りか反時計回りで回ることができます。

チケットは、現地で購入します。(オンラインでは売ってませんでした)

 

この船会社、普通に川を行き来するチケットも売っているので、あまり歩かずに世界遺産を見たい場合は、フェリーから見るのも良いと思います。

 

Bingen(ビンゲン)へ

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朝9時過ぎ、フランクフルト中央駅発のResional ExpressでBingenへ。


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相方と2人ですが、グループチケットを買いました。

フランクフルト~ビンゲン間は、1人片道12€ぐらい、1日券で24€越えなのですが、このチケットだと5人までのグループで1日中使えて34.5€。

2人以上だと、こちらがお得になります。

計算おかしくないか?ドイチュバーン。

チケットには、5人までの名前を書く欄もあるので、念のため書きます。


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うたたねしているうちに、ビンゲン到着です。


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駅前には、1軒ステーキ屋さんがありましたが、基本的に何もなく。。。

川沿いに公園が伸びています。


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貿易港だった名残のクレーン。


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川の向こうには、ぶどう畑が広がり、丘の上には、Niederwalddenkmalが建っています。

後であそこにも行く予定。


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シャンパーニュと読めますが、ワイン関係の記念碑でしょうか?


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周遊フェリーはこんな感じ。

港と港の間は、5分~15分程度で航行します。

 

今回購入したチケットは、印刷された紙がたくさん重なってホチキス止めされていました。

往復の乗船券、ラインシュタイン城の入場券、リフトの上りと下りの券が順番に重ねられていて、上からちぎって持っていかれます。

行きの乗船券がさっそくちぎられて出発!

 

Schloss Rheinstein(ラインシュタイン城)

最初の行き先は、ラインシュタイン城です。

www.burg-rheinstein.de

10世紀頃、カロリング王家に築かれた城で、税関所としても使われたことがあるそうです。

城内に教会があり、ホテルとレストランも併設されていて、結婚式も挙げられるお城です。

 

Assmannshausen経由の20分の旅。

船では、周辺の見所をアナウンスしてくれます。

ドイツ語、英語、日本語、中国語、あとヨーロッパの2か国語ぐらいで、同じことを説明してくれるので、わかりやすくて助かりました。


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ネズミ塔。

大量のネズミを避けて逃げ込むために建てられたそうです。


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エーレンフェルス城。

さほど高い所には建っていないのですが、すごい建ち方をしてます。


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Schweizerhaus。

猟師小屋として建てられましたが、今はビールの飲めるレストランらしいです。


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ラインシュタイン城が見えてきました。


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対岸にあるのがAssmannshausenの街。


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フェリーの後ろからのライン川も素敵です。


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あそこに登ります!

 

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船着き場を降りると看板があったので、迷うことなくお城へ。


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城の右側のジグザグの坂道を登ります。


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古そうな門を抜けると、


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ちょっとくつろぎのスペース。

左側にチケット売り場とお土産屋さんがあります。

そこで入場券をちぎられて、入りました。


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センスがドイツっぽい。


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適度に野性味のある庭も良いですね。


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教会。


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結構狭いです。

この裏には、偉い人の棺が3つ並んだ部屋がありました。


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右側に階段があるので、あの上まで登れそうです。


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さすがワインの名所、ぶどう畑だらけ。


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城から見るライン川。

天気に恵まれて良かった!


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中世の鎧が並んでいます。

左の壁には、大量の鹿の角が飾られていました。


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アプフェルワインの壺、ベンベルも並ぶキッチン。


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あまり広くはないですが、美しいダイニング。


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ステンドグラスはさすがです。


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書斎。

1000年に20歳の皇帝オットー三世が訪問したらしいです。

ここにも座ったのでしょうか?


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姫の応接室。


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姫の寝室。

おとぎ話そのものですね。


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城の一番高い所から。

 

船の時間を気にして、後半は特急の見学になりましたが、外観から想像するより広く美しいお城でした。

ただ、生活するのは大変だった気がします。

他に行くところもなく、幽閉されてもおかしくないかも。

Assmannshausen(アスマンハウゼン)でランチ

ちょうどお昼時だったので、対岸のアスマンハウゼンで食事にします。


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もう見た目が可愛くて仕方ない。


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ドイツ最古のホテルの1つ、Krone。

レストランもありましたが、あまり評価が高くなく、高そうだったのでパス。


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近くのイタリアンレストラン、La Romanticaに行きました。


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お昼からワインとビール!

休日の幸せです。


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私はイタリアンサラダ、ツナを追加で。


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相方は大好きなカルボナーラ。

このレストラン、結構本格的なイタリアンレストランで、カルボナーラも本場っぽかったです。

クリーム系ではなく、卵とチーズ、ハム、胡椒で仕上げてありました。

家族経営らしく、7月下旬から8月半ばまでバケーションでお休みします、と表示されていました。

さすがヨーロッパ、稼ぎ時に大胆に休みます(笑)


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アスマンハウゼンは、観光に力を入れているようで、ドイツらしさを強調した街並みでした。


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お約束の教会も。


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かなり小さな街ですが、しっかりしています。

 

Niederwalddenkmal(ニーダーヴァルト記念碑)まで道は長く


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この先にニーダーヴァルト記念碑に行くリフト乗り場がありそうです。


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普通にチケットを買うと、片道5.5€、往復8€。

私たちは持っていたチケットをちぎられました。


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こういうの、久しぶりでドキドキします。

私、スキーはできないので、リフトもほぼ乗ったことがなく。

ここで靴落としたらイタイよねえ、とか話しながら乗っていると、


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あっという間に終着点。

ここから歩いて記念碑まで行きますが、距離は1.6kmほどあるようです。


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こんな高い所にも麦畑。


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エサの自動販売機がありました。

動物がいるんでしょうか?


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1€で買ってみました!

草のにおい。


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いましたよ、角の生えかけたバンビちゃん。

すごい勢いでエサを食べられてしまいました。


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大人になると、かなり立派な角になるんですね。


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何もない一本道。

誰もいないなあ、と思いながら歩いていると、道を間違えてました!

 

途中で森の中の獣道っぽい道を横切って、ようやく目的地に到着。

いやあ、焦りました。。。。


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世界遺産の眺め!


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ニーダーヴァルト記念碑。

高さ38m、巨大なモニュメントです。

たくさんいる人々は、フランスとの戦いに活躍した将軍や王子たちで、その真ん中にいるのがヴィルヘルム1世。

上に建っている女性は、ゲルマニア。ドイツを擬人化したもので、高さは10.5mあります。

 

 

帰りはRüdesheim(リューデスハイム)へリフトで下り、フェリーでビンゲンまで戻ります。

下りのリフトは、2人で向かい合って座る箱型で、すれ違う子供が笑顔でハロー、と言ってくれるのが楽しかった!


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リフトから見たぶどう畑。


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リューデスハイムのリフト乗り場。

 

帰りの電車でも、うとうとしてしまいましたが、無事帰宅。

日帰りであの景色が見られるのは、ドイツならでは。

今のうちに楽しんでおきたいです。