ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ世界遺産】ヴィルヘルムスヘーエ城公園で大人の水遊びを見る

ヨーロッパの熱波

7月の4週目は、ヨーロッパ全体を熱波が遅い、40℃超えの地域が多発しました。

フランクフルトでも、水、木、金と連日うだるような暑さで、エアコンのない部屋で雨戸を閉めてぐったりしていました。

今のドイツは、エアコンの普及率は1桁だそうです。

我が家もエアコンなしの賃貸で、いずれは離れるので、扇風機しか買っていません。

暑さ対策としては、朝の涼しい風を入れ、後は雨戸を閉めて引きこもる、というのが定番のようですが、それでも金曜日には35℃まで上がりました。

 

まあ、どこにいても暑いのは仕方ないので、水曜日に少し遠足に行ってきました。

 

カッセルの世界遺産

フランクフルトから北へ190kmほど行ったところに、カッセルという街があります。

そこにヴィルヘルムスヘーエ城と大きな山の公園(ベルクパーク)があるのですが、これは2013年に富士山と同時に世界遺産に登録されています。

 

これらは、18世紀に造られたもので、一番高い所にヘラクレス像が立っているのが特徴の1つです。

 

f:id:notizbuecher:20190725033109j:image

フランクフルトからはICEで1時間20分ほどで、Kassel-Wilhelmshöhe駅に着き、そこからトラムかバスで公園まで行くことができます。


f:id:notizbuecher:20190725033126j:image

カッセルの駅。

駅直結でスーパーやフードコートがあって、便利。


f:id:notizbuecher:20190725033319j:image

トラムの1番線で15分ぐらいで到着します。


f:id:notizbuecher:20190725033409j:image

トラムの駅舎。


f:id:notizbuecher:20190725033532j:image

いい天気です。

暑すぎますが。


f:id:notizbuecher:20190725033147j:image

少し登ると、ヴィルヘルムスヘーエ城が見えてきました。


f:id:notizbuecher:20190725033117j:image

ここには、教会、美術館、カフェがあります。

美術館には、レンブラントやルーベンスの絵が飾られているらしいのですが、今回は入っていません。

トイレは、広い公園の中にあまりないので、ここで行っておくほうが良さそうです。

 

公園が広すぎる


f:id:notizbuecher:20190725033452j:image

お城からヘラクレス像まで、一直線に見えます。

(道は一直線ではありません)



f:id:notizbuecher:20190725033214j:image

間に池や小さな建物(Jussow-Tempel)があったり、


f:id:notizbuecher:20190725033426j:image

水橋のようなものも。


f:id:notizbuecher:20190725033517j:image

謎のピラミッドもありました。

ジブリっぽい。


f:id:notizbuecher:20190725033358j:image

たまに小川が流れています。


f:id:notizbuecher:20190725033133j:image

Löwenburg。

トイレがあるかと思ったのですが、工事中で入れません。


f:id:notizbuecher:20190725033447j:image

わざと廃墟のように造られたお城だそうです。


f:id:notizbuecher:20190725033331j:image

カッセルの街が一直線に見下ろせます。

ヨーロッパのこの構想はすごい。


f:id:notizbuecher:20190725033403j:image

ようやく「水の芸術」の見所まで到着しました。

ヘラクレス像まで登ることもできるのですが、すでに暑さと疲労でヘロヘロだったので、ここで待つことにします。

因みに、この近くにあるレストランの裏に、トイレがあります。

 

大人の水遊び、Wasserspiele

ドイツ語でWasserspieleと呼ばれる「水の芸術」は、夏の水曜日、日曜日と祝日の午後に行われます。

先ほどのヴィルヘルムスヘーエ城にある美術館入り口にも、ドイツ語や英語のパンフレットが置いてあるのですが、その地図に場所と時間が書かれています。

(残念ながら、日本語版はなかったです。)

HPでも同じ情報がわかります。

museum-kassel.de

 

英語版。

museum-kassel.de

 


ヘラクレス像の足元から水を流すのは14時30分、その後Steinhöfer Wasserfallという滝、Teufelsbrückeという橋、登るときに見たAquäduktukt、最後にGroße Fontäneで自然の水圧でできる噴水にたどり着きます。

地図に従って進んでいくと、時間通りに水が流れるところを見ることができます。

水を流す時間も、かなり余裕をもって設定されているので、時間に遅れて見逃すことはないと思います。


f:id:notizbuecher:20190725033255j:image

少し斜めから見上げると、かなりの高さを感じます。


f:id:notizbuecher:20190725033210j:image

下の池は、水はきれいではないですが、金魚のようなものも。


f:id:notizbuecher:20190725033142j:image

時間直前には、人が集まってこんな感じ。

この日は水曜日だったのですが、ちょっと聞こえた話によると、日曜日はこんなものではないそうです。


f:id:notizbuecher:20190725033308j:image

時間ぴったりに流れ始めました。


f:id:notizbuecher:20190725033511j:image

ここまでたどり着くのに、所要時間10分程。

水と一緒に横の階段を降りてくる人も多数いました。


f:id:notizbuecher:20190725033153j:image

次の滝までは、みんなについていけば間違いありません。

林の中の道を歩きます。

砂利があったりして滑りやすいところもあるので、スニーカーは必須です。


f:id:notizbuecher:20190725033422j:image

水が流れる前の滝。

私は前の方で見ることができましたが、あまり広い場所がないので、後から来た人は後ろで待つことになります。

 

時間になると、上の方で2人の男性が腰をかがめて何かぐるぐる回して水を出しています。

この辺は人力なんですねえ。


f:id:notizbuecher:20190725033205j:image

マイナスイオン、癒されます~。

ある程度写真を撮ったらみんな移動し始めるので、後ろで待っていても、そのうち前に出てみることができそうな感じでした。


f:id:notizbuecher:20190725033347j:image

滝から少し下ると、トイレに行きそびれたLöwenburgが見えました。

工事中でなければ、どこかの映画のような景色。


f:id:notizbuecher:20190725033352j:image

Löwenburgの裏には、植物で迷路が作られていました。

 

そろそろ疲労困憊してきたので、残りの噴水は見ないで、帰ることにします。

熱中症も怖いですし。


f:id:notizbuecher:20190725033312j:image

Google mapに従ったら、なぜかこんな道を行く羽目になり、


f:id:notizbuecher:20190725033459j:image

周りの景色がちょっと怖いです。


f:id:notizbuecher:20190725033508j:image

Google mapでドン・キホーテとサンチョパンサ、と出てきたのですが、あの2つ並んだ木の事かな?


f:id:notizbuecher:20190725033259j:image

 

この日は12kmぐらい歩き、登ったのは約50階分の高さ。

暑さも手伝って、帰りのICEではうとうとしてしまいましたが、300年前の権力者の力を感じた1日でした。