ふじねこ雑記帳 in ドイツ

日々の生活、時々ドイツ語

【ドイツ世界遺産】ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会で戦後の復興を感じる

中世の面影を残すヒルデスハイム

旅の2日目、アルフェルトを後にしてヒルデスハイムへ移動しました。

 

ここは、映画「シンドラーのリスト」の主人公、オスカー・シンドラーがなくなった場所だそうです。

世界遺産の大聖堂と教会があることでも有名です。

 

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ヒルデスハイム中央駅。

駅周辺にはあまりホテルがないようで、私は市街地に予約しておきました。


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駅から十数分歩いたところにある、Buergermeisterkapelle。

ファミリー経営のようで、23時には鍵が閉まります。

(入り口の鍵は、部屋の鍵と一緒にもらえます。)


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部屋は、1人には十分な広さ。

ただ、Wi-Fiの入りが良くなかったのが残念。


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ちょっとぶらぶら歩いてみると、こんな銅像が。

Huckupという、ヒルデスハイムの言い伝えを表現している像で、リンゴを盗んだ少年に、良心の呵責がコブリンの姿となって乗っかっているところだそうです。


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ついでにこんな像も。

ちょっと残念な感じがドイツらしくて癒されます。


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これは福音教会。

 

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ヒルデスハイムは、第二次世界大戦ではかなりの被害を受けたらしく、もともと14世紀後半に建築されたこの教会も、戦後に再建された物です。


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中はシンプル。


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パイプオルガンは立派です。

色調も良い感じ。


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街には、ヘクスターと似た、凝った装飾の建物がちらほら。

たぶん、戦後に建てられたものばかりだとは思います。

ドイツ人の中には、戦後に建てられた街はフェイクだ、と言っている人もいますが、これだけのものを再建するのは、古い文化を大切にしていることを感じます。


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ツーリストインフォメーションも、ちゃんとあります。

 

スーパーマーケットが19時に閉まってしまう街なので、この日は早々にホテルに戻って休みました。

 

聖ミカエル教会

旅の最終日。

いよいよ今回最後の世界遺産を見に行きます。


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天気は曇りですが、フルーツとチーズをたくさん頂いて、出かけます。

スモークサーモンもありました。

 

ホテルから10分も歩かないところにあったのが、聖ミカエル教会。

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何の変哲もない建物が並ぶ通りを抜けると、少し高い位置にいきなり現れます。


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教会の南側の壁には日時計。


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天井画の色が鮮やかです。

戦争中は、この天井画も含め、財宝などを疎開させていたそうです。

戦後再建されたときに戻されているので、これは本物。13世紀の作品です。


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床に、破壊された当時の写真が埋め込まれていました。


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地下室にあった祭壇。


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人型の棺(?)が置かれていました。

この地下には、石の櫃が置かれていました。

最初にこの教会を建てたベルンハルト司教の遺骸は、ここにあるそうなので、関連があるのかもしれません。

 


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パイプオルガンはなんだか不思議な形。


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全体を見渡すと、この天井画は教会の重要な要素に見えます。


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ユネスコ世界遺産の証。


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近くの壁には、バラの花が咲いています。


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道を挟んでバラの公園もありました。

ここは自由に入れますが、そばのシニアハウスの所有地らしいです。


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道にはバラのブロックが埋められていました。

バラの街なんですね。

 

聖マリア大聖堂

聖ミカエル教会から南下すると、Domと呼ばれる聖マリア大聖堂があります。


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大聖堂の前は、ちょっとした広場になっています。


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大聖堂周辺の様子を、触って体験。


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これまで見てきた大聖堂と比べると、少し小ぶりですが、立派なものです。

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この日はミサ中で、11時過ぎまで中に入ることはできませんでした。

ので、周辺を散策。


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この壁画は古いものに見えます。


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中庭がありました。

お墓がたくさん。

 

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中庭側の廊下はこんな感じ。

戦後に再建した部分は、どこなのでしょうか?

全部だとしたら、この歴史を感じさせる再現力がすごい。


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中庭の一番目立つところに、大きな木があります。

今は、身がたくさんなっていますが、少し前までは花が咲いていたと思います。

 

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これが樹齢千年を越えるバラの花。

このバラの木を含めての世界遺産、聖マリア大聖堂ですね。

このバラの花が咲く限り、ヒルデスハイムの街は滅びません。

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中庭の真ん中には、こんな像も建てられています。


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世界遺産の証。

 

11時過ぎにミサが終わり、少し線香のようなにおいがする大聖堂に入ることができました。


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こちらが戦火を逃れた扉。

旧約聖書とキリストの物語が描かれています。


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聖ミカエル教会と同様、シンプルな内装。


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祭壇の下には地下室があり、豪華なものが展示してありました。


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マリア様も輝いています。


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これも古そうですが、一番最初のオリジナルではないそうです。

17世紀頃造られたとか。

キリストの28の物語が描かれています。

 

戦後再建されたとはいえ、古い財産を元に戻し、樹齢千年のバラを維持しているドイツのキリスト教パワーを感じました。

少しシャッターが閉じた店舗が多かったのですが、ヒルデスハイム、文化を大切に今後も繁栄してほしいです。


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オマケ。

週末がお祭りのようで、空中ブランコの練習をしていました。